中学にて死す

　なぜここにいるのか、俺にもわからない。廊下にはなぜかたくさんの石碑があり、なぜかそこには日本の歴史がそれぞれ書かれている。その廊下を何気なく歩いていると、向こう側の石碑から突然銃弾が飛んできた。

　機敏によける俺。その瞬間閃く。

　「これは、歴史の古い順から弾が飛んでくる」

　さすが！仕組みさえ分かればこっちのもの。来る弾、来る弾。次々とよけていくと、目の前に突如中学の同級生が。

　「お前が死なないと終わんねーんだよ」

　怖っ！なんだよそれ！理不尽にもほどがあるだろ！

　くよくよする俺。

　まあ、ここは潔く、死のう！



　逃げる！

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